宇宙の時間軸で見ると、私たちの地球はまさに生きている存在だと思いませんか?最近、地球の自転速度が加速しているという事実を知ったとき、思わず息をのんでしまいました。はるか遠い未来には、地球の「一日」はいまの27倍もの長さになるともいわれています。でも今、私たちが経験しようとしているのは、全く逆の“史上最短の一日”かもしれないのです。
地球と月。その関係ってロマンチックなだけじゃなくて、実は地球のスピードコントロールに欠かせないパートナーだったりします。大昔、約45億年前、地球の一日はたったの3〜6時間という超高速回転。そのスピードを和らげてきたのが、月による「宇宙のブレーキパッド」現象。月は地球から毎年3.78センチ遠ざかり、その重力がじわじわと地球の自転を遅くしてきたんです。
ところが…2020年以降、地球の自転が突然加速し始めました。世界中の科学者たちが原子時計で正確に計測した結果、2020年には一日が通常より1.05ミリ秒ほど短くなっていたという驚きの結果も。2024年7月9日には、新たに「史上最短の一日」という記録が生まれるかもしれません。
なぜ地球は今、加速しているのか?科学者でも解明できていないこの謎。地球の奥深い鼓動に耳を澄ませながら、私たちの日常もまた、宇宙の奇跡と繋がっているのかもしれません。知れば知るほど、不思議で美しい地球。こんな視点で夜空を見上げてみたい——そう思わせてくれる天文トピックでした。
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